妊娠出産のこと

産後高血圧で授乳(母乳)を断念・・対処&治療法は?原因は?わたしの体験お話しします

産後高血圧

長男を出産した後、産後高血圧になってしまいました。

わたしの体験が、これから出産に挑む誰かのための役に立つかもしれないと体験談を書くことにしました。

加えて、原因対処法治療についての体験もご紹介しますので

お付き合いいただけたらと思います。

 

*産後高血圧でしあわせな時間のはずが・・・

 

キィくんを(長男)の出産は、31時間もの長時間となり、本当に苦しみました。

陣痛促進剤も使用しましたが、なかなかお産が進まずでつらかったのを覚えています。

でも、もっとつらかったのは産後でした。

長い時間かけて、苦しみに耐えて、出会うことができたわが子の姿に、これまでに感じたことのないしあわせをかみしめていました。

産後、自分が入院する部屋に戻ってしばらくすると、助産師さんが検温と血圧を測りにやってきました。

そのときの血圧が189/96(※記憶をたどっているので正確な数字ではありません)

助産師さん
助産師さん
おっと・・高いねぇ。
お産長かったもんねぇ。大丈夫だと思うけど先生に伝えておくね!

 

それが、産後高血圧の始まりでした

1時間もしないうちに助産師さんが戻ってきて、再度血圧を測ってみるも、やっぱり先ほどと同じくらいの高さ。

助産師さん
助産師さん
あんまり高いのよくないから、お薬を飲む指示が出てるからね。
心配しないで!このお薬はおっぱいには影響しないから

血圧が下がらないことで、服薬することが決まったのです。

出産は里帰り先の病院で、早朝でしたのでお昼過ぎまできぃチャン(夫)がそばにいてくれましたが、翌日の仕事のため、新幹線で帰路につくことになりました。

血圧が高いこと、服薬することで不安になり、離れるのがとても怖かったのを覚えています。

 

*下がらない産後の血圧

 

出産当日は母子別室でしっかり休むことができる病院だったので、赤ちゃんは新生児室にいました。

血圧が高いこともあって、横になっているようにと指示があり、カーテンも閉めて、暗くして、なるべくテレビやケータイも見ないようにとの指示。ずっと横になっていました。

夕食を終え、再び横になっていると、検温と血圧の測定に看護師さんがいらっしゃいました。

そして、そのときの計測結果が188/100(※記憶をたどっているので正確な数字ではありません)

わたし自身もびっくりして、まさに( ゚Д゚)こんな顔になってしまっていたと思います。

最初の計測のあとから、服薬していたので安心していたのになぜ?という気持ち。

すぐに先生に報告がいって、わたしが入院する部屋まで先生が駆け付けました。

産科医
産科医
明日、明後日くらい様子見て、血圧が下がらないようだったら
薬を変えます。その薬は授乳できません。赤ちゃんに影響あるから。
頭に入れておいてね。

赤ちゃんが生まれたら当たり前に授乳して、おっぱいを飲むわが子の姿を想像して、ワクワクしながら授乳グッズを揃えていたのでそのときのショックたるや・・・

 

*産後高血圧の悪化

 

翌日から母子同室の予定でしたが、母子同室は叶いませんでした。

血圧を落ち着けるため、授乳の時間以外は預かりますと宣告されたためです。

とにかく休んでて!ということでした。

授乳の時間、3時間おきにナースコールから

助産師さん
助産師さん
花野さーん!おっぱいの時間ですよぉ。
お部屋に赤ちゃんと行きますね!

という知らせがきていました。

他の入院している方々は、授乳室まで行くんです。赤ちゃんを迎えに。

でも、わたしは、それが許されませんでした。

そして、3日目の夕方の血圧測定で198/100(※記憶をたどっているので正確な数字ではありません)

それを聞いた先生がすぐに駆け付け

産科医
産科医
もうこれは、、薬変えるしかないよ、花野さん。
おっぱいはあきらめてね。
強い降圧剤を飲んでもらってそれでもだめなら、総合病院に搬送させてもらうから。 

という宣告。

ショックで、先生の前でしたが涙があふれて止まらなくなっていました。

*授乳の断念

もう、、おっぱいあげれないんですか?

あれほど憧れていた授乳なのに、あきらめてといわれて、あきらめがつかなくて泣きながら確認しました。

産科医
産科医
そうだね、あきらめないと。
花野さん、このままだと脳の血管に問題が起きてしまうかもしれない。
命の危険があるかもしれない状況なんだよ。
総合病院に搬送になったら、赤ちゃんと離ればなれだよ?
そうなるより、ミルクに切り替えて血圧を下げた方がいい

・・・・・わかりました

そう答えるしかありませんでした。

その後、赤ちゃんの授乳の時間になり、お部屋にわが子が戻ってきました。

まだ強い薬をのんでいなかったので、先生にお願いして最後の授乳をさせてもらうことに。

一生懸命吸い付くその姿を写真と動画に撮り、赤ちゃんに何度も謝りました。

*産後高血圧で授乳断念を報告

 

お薬を変えると宣告されてから、数時間後。帰宅した夫に電話をかけ、報告しました。

どんな風に伝えたか、もう覚えていないくらい泣きながら話していたと思います。

おっぱいの代わりはミルクがある。でも、いちかの代わりは?おらんよ?
唯一無二のかあちゃんはいちかやろ?
かあちゃんのいない子にしたくないならカラダ、大事にしてくれ。
胸はってええんや、ミルクかって立派に育つんやろ?
それ、証明したったらええ
大丈夫や!俺、ミルク代しっかり稼ぐし

この夫のこれらの言葉で、わたしが元気になることが、赤ちゃんをまもること。それなら迷うことない!という覚悟が決まりました。

 

*産後高血圧の終息

 

お薬が変わってからは、少しずつ血圧が落ち着いてきました。

やっぱりお薬の力ってすごいな・・

退院するころには145/80くらいには落ち着いて。

まだまだ高いし、お薬を飲んでこの数字だったので、家庭で毎日の血圧計測をして記録して、2週間後にくるようにいわれました。

1ヶ月健診のころには100/60とか普通程度になり、薬の服用をやめました。

薬の服用をやめた後は120/70くらいとまずまずといったところで終息。

3ヶ月たっても落ち着かなかったら、産後高血圧ではなく、他の原因も考えられるから内科にかかるように言われていましたが、1ヶ月で落ち着いてくれて、安心しました。

*【体験】産後高血圧の対処法と治療法

ここでご紹介するのは、あくまでもわたしの場合です。

100人いたら100通りの対処や治療が行われるでしょうから、参考程度に読んでいただけたらと思います。

対処法

 

  • とにかく休む
  • 光はなるべく避けてカーテンを閉める
  • テレビ&ケータイは極力見ない
  • 毎日朝昼晩と血圧計測

産院に入院していた10日間(血圧が高かったため入院が長引いた)はずっとこうでした。

シャワーやトイレ、赤ちゃんと同室できる数時間以外。ほとんどベッドに横になっていました。

赤ちゃんが部屋にいても、赤ちゃんといっしょに横になってたんですけどね。

退院してからも、赤ちゃんのお世話以外ではできるだけ寝ているようにできるように実母が協力してくれたので、里帰り出産でよかったなと思いましたね。

夜はわたしが担当で、昼間は母が見ていてくれたので、昼間に睡眠をとっていました。

それができたのも、ミルク育児に切り替えたからといえます。

授乳の時間気にせずに寝ていられるから。

「何時に何ml作って飲ませて」で済むのはありがたかったです。

 

治療法

 

わたしの場合の治療は、薬物療法でした。

まずは授乳に影響のないアルドメットを服用しました。

続いてブロプレス錠とアドナ錠を服用。

薬物療法が功を奏し、危機を脱することができて、お薬には本当に感謝しています。

命にかかわる事態になるかもといわれたことを思えば本当にありがたいことでした。

原因はなんだった?

わたしの産後高血圧の原因は詳しくわかっていないんです。

いっくん(次男)のとき妊娠高血圧症候群となってしまったので、その気はあったのかもしれません。

31時間という長時間となったことも関係あるかもしれません。

一般的な原因

一般的には、妊娠高血圧症候による高血圧の回復が遅れていることや、疲労やストレス、育児疲れも原因になるといわれています。

妊娠中、産後も肥満傾向にあると高血圧になりやすいそうです。

いちか
いちか
あ、これはわたしに当てはまるかも・・・ぽっちゃりです、わたし。

 

*二度目の出産も産後高血圧

 

次男は妊娠中から高血圧を警戒して、常に厳しい食事制限や血圧の測定が科されました。

妊娠後期、正期産となる直前に血圧が上昇し妊娠高血圧症候群と診断され管理入院することに。

35週で入院、37週で退院、38週で陣痛となり、出産となったわけですが、次男の出産も大変だった・・・その話はまた別の機会に。。

次男の産後も血圧が安定しませんでしたので、常に上が140~150台で、産後直後からアルドメットを服用しました。

緊急帝王切開でNICUのある病院へ搬送され、その病院は、薬服用しながらある程度様子見ながら、授乳がんばりましょうという方針でしたので1ヶ月授乳できました。

が、授乳すると血圧が上がるようで、上が150~160台と下がらず…。

授乳を断念してアルドメットを続け、授乳をやめたら落ち着いてきて事なきを得ました。

 

*ミルク育児でも立派に育ちます!

 

長男も次男もミルクっ子ですが、立派に大きくなって4歳と2歳です。

長男のとき産後高血圧を甘く見て、わたしになにか起きていたら…

次男とは会えていなかったかもと思うとあのとき、お薬を変える決断をしてくださった先生に感謝しなくてはという気持ちです。

 

産後高血圧や妊娠高血圧症候群となった女性は、年齢を重ねて中高年となったときに血圧が高くなる可能性が高いそうです。

産後血圧が落ち着いても油断せず、時折血圧測定をした方がいいかもしれませんね。

わたしも気を付けます。

長々とわたしの体験談にお付き合いいただきありがとうございました!