子育てのこと

憤怒痙攣(泣き入りひきつけ)ってなに?覚えておきたい対処法

憤怒痙攣(泣き入りひきつけ)

わが家の次男(いっくん)は現在2歳4か月です。

ちょっと癇癪もち?といわれるほど

我の強いところが赤ちゃんのころからありました。

そんな彼が、ある日

顔面蒼白で体がまっすぐ固まったまま後ろに倒れる

という事態に襲われ

何が起こったのかわからず、とても怖い思いをしました。

先日、脳波の検査を受けるなどして

憤怒痙攣(ふんぬけいれん)ではないかといわれた話をしたいと思います。

 

 

憤怒痙攣ってなに?

憤怒痙攣(ふんぬけいれん)とは

泣き入りひきつけとも呼ばれる症状で

幼児が激しく泣いたあと、息を吐いたまま呼吸が止まり

意識消失、顔面蒼白、チアノーゼ、痙攣、全身脱力などが起こります

発作時間は3分以内(1分程度のことが多い)でおさまります。

発症時期は生後6か月~1歳くらいが最も多く

2,3歳ごろまでの幼児の4%~5%にみられ

比較的多い症状です。

5,6歳ごろには自然になくなっていく疾患で

脳波の検査をしても特に異常がないことも特徴です。

育児書には泣き入りひきつけとして書いてあるそうですが

本通りにできないと不安になるため育児書をほとんど読まないわたしには

こんな症状があること、なんの知識もありませんでした。

 

次男、憤怒痙攣発症時の症状

次男の憤怒痙攣発症時はこんな状況でした。

昼食の準備をするためわたしはキッチンにいました。

にぃに(長男)とけんかをしたのか

キッチンのわたしのところに

いっくん
いっくん
かーかー かーかー

とわたしを呼んで泣いていました

火を使っていたのでいったん火を止め

振り返ってどうしたの?と手を出そうとした瞬間

体が固まってまっすぐのまま後ろにパタン!

抱き起して名前を呼んでも返事はなく

顔面蒼白、唇は紫色(チアノーゼ)の状態で意識がありません。

声をかけ続け名前を呼んで、それでもぐったりのまま

その時間はとっても長く感じたのですが

多分2,3分程度のことだろうと感じですかね。

意識が戻って返事をしてくれてからも

顔色がわるくぐったりしていて

どうしていいかわからず、消防の救急相談に電話しました。

※救急相談は119ではなく、消防の代表番号など相談窓口です。

症状から痙攣であることはわかってもらえたので

救急車を向かわせますと言ってくださり

10分ほどで来てくださいましたが

その時にはスタスタ歩いて、顔色も幾分かよくなっていて拍子抜け。

そして、、、搬送予定の病院医師の指示で搬送されず・・

その日の午後診でかかりつけの小児科にかかりました。

かかりつけ医から

かかりつけ医
かかりつけ医
大きい病院にかかった方がいいね
小児神経疾患の専門医がいる病院を
紹介するから行っておいで

と紹介状を書いてくださいました。

小児神経疾患専門医のいる病院を受診

在住県でわたしの住まいから1時間弱で行ける場所にある

病院を紹介していただきました。

最初の受診は問診とどんな検査をするかを決めるだけでした。

その時に

小児科医
小児科医
てんかんの可能性は否定できませんが
今すぐどうこうという症状ではないと思います。
ただ、この子の中で何が起きているのかまずは脳波を見てみましょう。
脳波の検査をして必要ならMRIをとってみましょう

と方針を説明していただきました。

検査までに1か月の時間がありましたので

不安だと伝えるると

小児科医
小児科医
また同じようなことがあれば
電話して受診してください

とのことで、助けてもらえるところがあるという事実が

安心材料になりました。

脳波検査当日

問診、診察をしていただいてから

1か月たった先日、いよいよ脳波検査を受けてきました。

脳波を正確に計測するには動かないことが必要になります。

そのため、眠くなるお薬(催眠剤)を服用します。

14時から検査でしたが、13時前に服薬をするため

受付を済ませるため出かけました。

移動中の睡眠禁止、空腹の状態にし服薬後に持参の食べ物を食べる

という指示だったので

いつもお昼寝している時間帯ということで、必死です(笑)

そして、無事催眠剤を服用し、持参したお弁当を食べて寝かしつけ。

検査室で寝かしつけをした後、ぐっすりないっくん(次男)

電極を付けてもらうのに15分くらい・・検査時間は20分ほどでした。

10分経つと、眠りを浅くするのに声をかけて起こします。

そう簡単に起きないですけどね。

しっかり寝てくれたので、検査は順調に終わりました。

憤怒痙攣の可能性が高いです

検査のあと、すぐに結果を聞くことができました。

小児神経疾患専門医に担当していただきました。

小児神経疾患専門医
小児神経疾患専門医
脳波に異常はなさそうですね。
おかあさん、ご心配だったでしょう?

と、まずわたしに寄り添ってくださって

泣いてしまいそうでした。

小児神経疾患専門医
小児神経疾患専門医
おかあさんから聞いたお話で、痙攣していたことは確かだと思います。
ただ発作の時間も短く、その後すっかり元気にしていたこと
それに脳波の異常が見られないことから憤怒痙攣、いわゆる泣き入りひきつけの可能性が高いと思います。
いっくんの場合、発症年齢が通常よりも高いので、てんかんの可能性を完全に否定することができないのが現状ですが
今すぐ治療をしたり薬を飲んだりという状態ではないので安心してください。

ずっとわたしと目を合わせて話してくださり

いっくん(次男)の様子を見ながら話してくださるあたたかい視線に

本当に安心をいただきました。

診断のあと、発達とともによくなっていくものだからという説明も受け

ひとまず安心しました。

6か月後にもう一度受診しますが

それまでに、泣いてもないびっくりもないのに

同じように意識消失や痙攣があって

発作時間も5分以上になるようなら

すぐに電話と受診するように指示がありました。

何も起こらいことを祈るばかり・・・。

憤怒痙攣の対処法

今回担当していただいた小児神経疾患専門医からは

小児神経疾患専門医
小児神経疾患専門医
難しく考えなくてもいいですよ
声をかけながら、嘔吐したときに詰まってしまわないように
横向きにしてあげてください

とのことでした。

発作の時間を測ることもしておく方がいいそうです。

憤怒痙攣なら1,2分で治まり意識も回復してくるけれど

てんかんなどの発作の場合5分以上の発作時間となるそうです。

発作が起きてからどれくらい時間がたっているか

しっかり見ておく必要がありそうです。

また、発作が頻繁だったり、ひどい痙攣だったりする場合は

漢方薬など服薬することもあるようです。

不安な時は、小児神経疾患専門医など医師の説明は指導を受けるといいかもしれませんね。

 

泣かせないようにしないと!興奮させすぎてはだめ!

と気を使いすぎるのはよくない

ということも先生から伺いました。

小児神経疾患専門医
小児神経疾患専門医
激しく泣くと息をするのを忘れちゃいがちになるので
呼吸をするように助けてあげてください
泣かせちゃダメ!って思ってもこどもは泣くものだし
泣かせてあげたらいいんですよ

と話してくださいました。

普通に過ごすのが一番のようですね。

泣いたときの呼吸だけ気をつけてあげると

意識していたらいいんだなと感じました。

わが子の憤怒痙攣を体験して

目の前で、わが子が倒れる姿を見て

生きた心地がしませんでした。

声をかけても返事をしてくれない時間が永遠のように長く

全身の血の気が引きました。

そして、結婚して5年、初めて夫の会社に電話しました。

気が動転して全く冷静になれなかったという感じです。

幸い夫は半休をとって帰ってきてくれたので

落ち着くことができましたが

ひとりの状態で、冷静になることはできなかったかもしれません。

今回の体験をするまで憤怒痙攣・泣き入りひきつけの存在を知らなかったので

次男に起こったことに気が動転しましたし

本当に怖かったんです。

育児書にはその存在が書いてあるそうですが

育児書通りにいかないと不安になるという理由で

育児書はほとんど読まず、市の保健師さんなどに質問する

という方法で乗り切ってきたわたしなので

こういう事態に対処できなかったのかと少し反省しています。

経験しないに越したことないですが

憤怒痙攣・泣き入りひきつけというものがあって

目の前でこどもが倒れるかもしれないけど

ちゃんと回復するよ!と伝えることができたらいいなと思います。

長々と読んでいただきありがとうございました。